出版案内

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高橋和巳 棄子(すてご)の風景
橋本安央 著

定価2940円(本体2800円+税)
装丁 山元伸子
四六判上製/240頁/ISBN978-4-903122-07-6
人はあまねく<棄子(すてご)>なのだ。
果てしない孤独、憎悪、相剋、破滅……高橋和巳の文学、現在へ。
一九六〇年代に全共闘世代の圧倒的支持をうけながら39歳で急逝した孤高の作家、高橋和巳。しかし忘却されようとしているその文学には、過ぎ去った時代にとどまらない壮絶な人間の「業」があった。新しい角度から高橋和巳を読み解く、気鋭の作品論
三島由紀夫 虚無の光と闇

三島由紀夫 虚無の光と闇
井上隆史 著

定価2940円(本体2800円+税)
装丁 山元伸子
四六判上製/336頁/ISBN978-4-903122-06-9
今、最も新しい<三島由紀夫>を問う。 三島由紀夫は、核心にニヒリズムを抱えた作家である。ニヒリズムを極限まで突き詰めた時、虚無そのものの中から虚無を乗り越える光が生じるかもしれない――。
『決定版三島由紀夫全集』の編集協力を務めた気鋭の研究者による論集。
越境する「僕」――村上春樹、翻訳文体と語り手

越境する「僕」――村上春樹、翻訳文体と語り手
風丸良彦 著

定価2520円(本体2400円+税)
装画 浅野隆広/装丁 桂川潤
四六判上製/304頁/ISBN978-4-903122-05-2
70’s~90’s、そして現在。
村上作品と同時代を生きるすべての人々に。
デビュー作『風の歌を聴け』から『東京奇譚集』まで――村上春樹の「僕」は、どこへ向かうのか? 数々のアメリカ文学や映画、日本の近代小説、現代思想をを指標に、村上文学を縦横無尽に読み解く。
書店ポップ術 グッドセラーはこうして生まれる

書店ポップ術 グッドセラーはこうして生まれる
梅原潤一 著

定価1890円(本体1800円+税)
装丁 郷坪浩子/イラスト マジョリカ
四六判上製/オールカラー/200頁/ISBN978-4-903122-04-5
話題の“書店ポップ本”、第1弾!
書店も本も、こんなに面白い!!。”
ポップひとつで、売り上げが激増?書店員である著者が、グッドセラーを生み出した数々のポップを公開し、制作の裏側を初めて語る。思わず「おっ!」と立ち止まる秘蔵ポップをオールカラーで収録!! 売り上げデータ満載!